HSCな息子、学校開始1週間でもう不登校

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こんにちは、おりゅうママです。

 

5月からやっと学校が始まり、やっと1週間が経過しました。

新一年生の彼は

まだまだ不慣れな先生や友達、学校生活に戸惑いながらも

なんとか一週間学校に行くことができていました。

 

しかし、2週目になった月曜日

「今日学校行かない」

と言い出したのです。

 

その理由は前日。

おばあちゃんの家に遊びに行った彼。

夕方家に帰ってくると、髪が短く、ほぼ丸坊主になっていたのです。

あんなに散髪を嫌がって、

この前やっと美容室に行って

髪の長さ変えずにスク程度におさめてもらっていたのに、

いきなり丸坊主!?

 

「どうしたの!?」

と彼に聞くと、お姉ちゃんが変わりに答え、

「おじさんが、切ってくれた。お小遣いももらったて」

と200円もらったのを喜んでいる彼。

「よかったね、かっこよくなったじゃん!」

と褒めて褒めて褒めちぎる。

彼も満更でもない様子で、ニコニコしながら

「100円あげるよー」

「髪切ったから涼しいー」

とウキウキしている様子。

言葉使いも優しくなり、怒ることが少ない様子で、

みんなで

「よかったねー」

とホッとしたところだった。

 

しかし次の日、彼が起きてくるとすぐに

「学校行かない」

と言い出した。

「なんで??」

と聞くと、

「髪が変だからみんなに「変だよー」て笑われるかもしれないもん」

 

出た出たまたネガティブ思考。

幼稚園のとき、嫌がる彼の髪をママが無理やり前髪だけ切った時

友達から変だと言われて、一日泣いていた

そんな出来事がフラッシュバックする様子。

「あの時は前髪だけ切ってて変だったから、お友達が変だて言ったけど、

今の髪型はかっこいいから全然変じゃないよ。

前とは違うから大丈夫だよ」

いろんな言葉で励ますが、全く聞き入れる様子はない。

髪をセットしてあげたり、帽子をかぶる

と言った対策を講じるが

本人のやる気が全くない。

立とうともしないで、ソファーにつっぷしている。

友達が玄関に迎えに来ているから、引っ張って外に出そうとすると

泣き出してしまった。

 

ダメだこりゃ。

 

「とりあえず、今日はお休みして、明日はどうするの?

髪型は明日も何も変わらないのに明日は行けるの?」

 

「今日1日心の整理をする」

と言うので本人に任せることに。

家ではのびのびとジュースを飲んだりしてリラックスしている彼。

 

周りの目を気にしすぎる。

誰もなんとも思ってないのに、ちょっとした一言が心にずさっと突き刺さる。

それが怖くて、言葉が行動ができない。

また言われるんじゃないか、とネガティブ思考になってしまう。

 

手に取るようにわかる彼の思い。

 

一つ一つ、自分で自分の心と折り合いをつけていくしかない。

一歩踏み出してしまえばどおってことないのに

一歩踏み出すまでが、とてつもなく怖い

 

人一倍敏感な子を育てる

と言うことは

普通に学校に行って

普通に勉強して

普通に友達と遊びに行って

なんていう

目の前の

「普通」

にこだわり過ぎたらダメなんだと思う。

 

人より敏感で、人より臆病で、人より感情の起伏が激しくて

集団のリズムに合わせることが苦痛だったり

周りを気にし過ぎて緊張し過ぎたり

 

自分自身と折り合いをつけるのは自分でしかできないから

ゆっくりゆっくり自分のペースで

少しづつできてくればいいのかもしれないですね。

 

目の前の「学校に行かない」という行動だけ見るのではなく、

彼の大きな目標を

みてあげたら、学校に行かないことなんてちっぽけなことなのかもしれません。

 

最後まで見ていただきありがとうございました。