【発達障害の考え方】適切な環境で育めば、問題では無い

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こんにちは、おりゅうです。

私は今まで病院や施設で

作業療法士をしていましたが、

春からは新たに放課後児童デイサービスで

児童福祉に携わっていくことにしました。

 

 

今まで脳性麻痺ダウン症

意識障害のある小児のお子さん

思春期ケアなどを行ってきた経験はありますが、

LDやADHD自閉症などのお子さんへの作業療法の経験は乏しく、

今から勉強して経験していきたいと思っています。

 

そんな中で勉強して経験していくことを

このブログでもアップしていけたらいいなと思います。

 

まず発達障害とはなんぞや?

と言う捉え方なのですが、

 

リハビリを行なっていく中で私もずっと疑問がありました。

発達障害へのリハビリって

リハビリして治るの?

 

アプローチしても根本的に治療できるわけでもなく、

ずーっと付き合って行かないといけない障害に対して

どうアプローチすればいいのだろう?

 

アプローチしても一時的なものでは無いだろうか。

 

 

そういった疑問が

私が発達障害へのアプローチが難しいと思っていた部分ですが、

勉強していく中で

発達障害に対する考え方を学びました。

 

  • 発達障害は生活する環境次第で大きく変化する
  • 長所を伸ばすアプローチをする
  • 1人1人の違いを個性として認める
  • 「生きにくい」と感じる部分をフォローし、生きやすい環境を整える

 

つまり治療をするのではなく、

問題となることに対して、周りの環境を調整したり、

捉え方を変化させたりすることが大事だと言うことです。

 

私の経験からいうと、

認知症に対する考え方に似ていると思います。

 

認知症も根本的に治療することは困難ですが、

周りの環境や接し方、

認知症になった本人や家族の考え方などへのアプローチで

問題行動と言われる症状がなくなったり

問題と捉え無いようになったりします。

 

発達障害認知症の違いは、

発達障害の子供が、心も体も成長することだと思います。

 

できることも増えるし、

体も大きくなるし、

生活する環境を広げることもできる。

 

発達障害に関わる支援者に求められるものは、

一緒に輝く未来に向かって寄り添っていくことだと思います。

 

支援者が悲観的な未来しか想像できなければ、

輝く未来に導くことはできないですからね。

 

「生きにくさ」があっても楽しく生活できる

「生きにくさ」があっても、いつでも味方になってくれる人がいる

いつでも相談できる相手がいる、

いつでも受け入れてもらえる場所がある

 

そんな支援者になれればいいなと思います。

 

まだまだこれから勉強頑張っていきたいと思います!