「担任の先生の声が大きくて怖い」という娘の反応について

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小学校三年生になる娘が

最近しょっちゅう言うことは

「担任の先生の声が大きくて怖い」

 

確かにこの先生は元気が良くて、

大きな声で話をする定年前の女性の先生ですが、

 

「いつも怒られている気がする」

と娘は言う。

「しかも宿題が多いから、やらないと怒られる」

と帰ってから寝るまでずーっと宿題をしている娘。

 

「そんなに勉強ばっかりしなくていいよ?

ママが先生に宿題多すぎますって言ってあげようか?」

と言うが

「いい。余計怒られるから。大丈夫」

と言う娘。

 

怒られるから勉強するって

なんだか勉強が嫌いになりそうだなー。

 

学期末の成績表では

担任の先生のコメントで

「みんなの模範となっています」

と嬉しそうにコメントされていた。

先生は、この子が勉強を頑張っていることや

真面目に授業を受けていることが

怒られるからと負担になっていることに気づいていない様子。

 

長女の担任だった時は元気で楽しい先生だった

 

この女性の先生は長女が五年生の時に担任をしてもらった。

その時は長女は

「元気が良くて気合が入っていい」

と高評価だった。

五年生になると、高学年と言うこともあり

自分たちで考えて行動させる

子供たちの自由度が高くなる。

小学四年生はちょうど学科や勉強内容が増える時期なので

先生も気合を入れて

子供達が勉強についていけるように

わざと宿題を多くしているらしい。

その学年の違いが

子供が感じる先生への印象が

違う理由なのかもしれない。

 

子供の先生への捉え方はそれぞれ

子供もいろんな子がいるので

先生が同じ言葉を発しても

「怖い」と感じる子もいれば

「気合が入る」と前向きに捉える子もいるのでしょう。

長女と次女の捉え方の違いは

個性でもあるし、

先生のせいではないのかもしれません。

 

 

先生も40名ほどの子供を1人で担任するわけで、

先生も子供1人1人に目配せしても

子供1人1人に合わせることはできないでしょう。

 

しかも先生も人間ですから、

更年期の女性として悩みや体調も大変な中

仕事をしているわけで。

つい大きな声を出してしまう気持ちもよくわかります。

 

 

しかしこんな先生への配慮も

子供の頃はわからないものです。

 

私も小学生の時は

次女と同じように大きい声の先生は怖くて拒否していました。

 

声が大きくて気合が入っている先生は

みんなから慕われていましたが、

私にとっては「怒られている」「怖い」

と感じてしまったのです。

その先生の授業には本当に出たくなかったし、

話もしたくなかったのを覚えています。

 

なので次女の感じる「大きな声が怖い」と言う気持ちも

よくわかります。

 

大人になればわかることはたくさんある。今は経験が大事。

先生と生徒という関係は

人間同士なので

合う合わないということはあるでしょう。

今回のように

「声が大きくて怖い」という子供の言葉も

子供がそう感じるということを否定することもなく、

先生が悪いと否定することもなく

誰も悪くないことだと思います。

 

 

先生の立場や背景も

大人になれば理解できるだろうし、

 

感覚の鋭い次女が先生の声でドキドキしてしまうのも

彼女の個性として受け止める経験になるかと思います。

 

この経験も彼女の一つの糧となって

大人になるための材料になるのかもしれない。

そう思って話を聞いています。

 

 

頑張りすぎるて疲れがたまると

「学校に行きたくない」ということも多い次女ですが、

彼女に対して行っているアドバイスは以下の通りです。

 

手を抜けるところは抜こう。

頑張りすぎないように、真面目すぎないように

手を抜けるところは抜きましょう。

1か100かではなくて、

70くらいでほどよく手を抜くことも大事だと

宿題を泣きながらやっている時は

やらなくていいと声かけしています。

 

物事のいいところを探す癖をつける

物事の悪いところばかり見るのではなく、

いいところを探す癖をつけるようにしよう

と声かけしています。

先生の嫌なところもあるかもしれないけど、

みんなに気合を入れて引っ張ってくれてるとか、

物事をいい方向に捉えるような考え方に

自分で変換できるように

声かけしています。

 

 

話を否定しない

本人の話は否定しないようにして

話を聞くようにしています。

自分の感じることが間違っていると自分で思わないように

思いは認めて受け止めてあげるようにしています。

 

 朝からテンションが上がる話をネタにする

朝から「学校に行きたくない」オーラを出しながら起きてきた時は

彼女の好きな漫画の話をして気分を明るくするようにしています。

楽しい話をすると、

朝の重たい気分も軽くなるし、

いいことが起きたような気分になるでしょう。

 

 

それでも疲れている時は積極的に休む

それでももう疲れが溜まっている時は

休んでゆっくりしていいよ

と積極的休養をとってもいいようにしています。

休む時は、勉強もするけれど

本人が楽しいことをして

気持ちが明るくなるように心がけています。