プロフェショナル「少年育成指導員:堀井智帆さん」の話を聞いて、子供の心に寄り添う大事さがわかった

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先日、NHK「プロフェッショナル」で

福岡県警本部少年育成指導官の堀井智帆さんを密着されていました。

 

堀井さんは福岡県北九州で

思春期の少年少女が起こすさまざまな問題行動に対して

立ち直り支援を行われています。

 

今まで警察は

”非行を繰り返す少年少女→犯罪→逮捕・更生指導”

を行って来ましたが、

少年少女たちの非行が全く軽減しない。

 

そのため、

問題行動が起きてから指導するのではなく、

問題行動となる前の子供たちのSOSの声を拾い集め、

支援していく活動を行うようになったそうです。

 

そこで活躍されているのが、

今回密着されていた少年育成指導員の堀井さんです。

 

彼女は、

非行に走りそうになっている子供達は

苦しい思いを吐き出しているのだと言います。

そこを手助けして一緒に問題解決してあげなくてはいけない。

 

彼らの根底には

家庭環境の不安定さや、

虐待や貧困など

安全安心が確保されていないことや、

大人への不信感、将来への絶望などがある。

 

誰よりも愛情を求め、

愛情に飢えている。

 

堀井さんは、

非行に走りそうな子供達に寄り添い、

彼らの母のような存在として

相談に乗ったり、

時には就職体験のサポートをしたり、

時には登校支援をしたり、

一緒に成人式をお祝いしたりされていました。

 

そんな堀井さんの愛情をひしひしと感じ、

堀井さんを信頼して

困難な場面でも頑張る子供達がたくさんいました。

 

 

堀井さんが行われていることは

とても素敵なことだなと思います。

 

誰か1人でも信頼できる大人がそばにいてくれる

それだけで、子供達はものすごく安心するだろうし

安心することで前を向いて

光の方へ進んでいくことができるようになると思います。

 

自分の親が、

頼れる、信頼できる、安心できる、受け入れてくれる、

何があってもそばにいてくれる存在ではない子供もたくさんいます。

 

そんな中、

血は繋がっていなくても、

頼れる、信頼できる、安心できる、受け入れてくれる、

何があってもそばにいてくれる存在がいる。

それだけで子供の心は大きく、広くなっていくのではないでしょうか。

 

そしてその心は自分の子供に受け継がれていくバトンになる。

 

私も堀井さんのように

血の繋がりや、損得や、仲間だからとかいう枠に囚われず、

困っている誰かに寄り添える人でありたいなと

思う今日この頃です。