沖縄独特の習慣「ムーチーの日」で厄除け

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 沖縄では旧暦の12月8日にムーチーをたべて厄払いをするという習慣があります。

2021年は1月20日がムーチーの日です。

 

ムーチーは市販でも売ってありますが、

毎年子供たちとおばあちゃんと一緒に手作りしています。

特に子供が生まれた家は

「初ムーチー」と言って

たくさんムーチーを作って、

周囲の人たちに配るという風習があります。

 

 

 

 
 
 
ムーチーの決め手は「月桃の葉っぱ」です。
沖縄には月桃という花があるのですが、
ムーチーはこの月桃の葉っぱで
甘く練った餅粉を包んで蒸します。
 

こちらが月桃です。

白い花を咲かせます。

独特の香りがするので、

殺菌作用・害虫駆除の作用があるため、

化粧品などにもよく使われています。f:id:kosodateehon:20210115160447p:plain

 
 
今年は「初ムーチー」なので
100個以上ムーチー を作ることになります。
1日がかりの大イベントです。
 
 
<ムーチーの作り方>
①まず月桃の葉っぱに油を塗ります。
②そして餅粉に砂糖や食紅を入れて混ぜ合わせます。
③①の上に②を丸めておきます。
④後は葉っぱを包んで、紐で結びます。
⑤④を蒸し器で蒸したら完成です!
 
一番手間がかかるのが、
④の紐で結ぶ作業です!
丸めた餅粉を月桃の葉っぱで包んで紐で結ぶのが
とーっても手間暇がかかるんです。
 
なので輪ゴムなんかで代用する人もいるみたいですよ。
出来上がりを蒸し器で蒸すと
ものすごーく独特な香りが部屋中に充満します!
好き嫌いははっきり分かれると思います。

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