2歳の末っ子の顔に石灰化上皮腫ができた話
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こんにちわ。ワーキングママのおりゅうです。
末っ子が2歳半の時に眉毛の上あたりに石灰化上皮腫ができて手術したお話です。
何気なくいつものように末っ子の顔を触っていると、右眉あたりにしこりがあることに気づきました。
膿でも溜まってるのかなー。もう少ししたら自然と治るだろう。
と思っていたけれど、1ヶ月経ってもしこりは治らず、むしろ少し大きくなっている見たいでした。
末っ子ちゃんも「痛いー」と言うので、皮膚科に連れて行くと、
「あー、これは石灰化上皮腫かもしれないね。大きい病院紹介するから、手術するか相談してね」
とお医者さんから言われました。
石灰化上皮腫?手術?
初めて聞く言葉にびっくり!
「石灰化上皮腫とは、名前の通り皮膚の一部が石灰のように硬くなってしまうことです。 良性の皮下腫瘍の一種です。 比較的若い人や、小児の顔・腕などに発生することが多いとされています。 症状は、皮膚のすぐ下に硬いしこりができますが、ほとんどの場合痛みは感じません。」
摘出術をして、石灰を取り除くことが治療のようです。
小学校高学年くらいになると部分麻酔で摘出術できるそうですが、小学校低学年くらいまでは全身麻酔で摘出術をするそうです。
腫瘍は良性のようですが、少しづつ大きくなるみたいだし、
小学校高学年にもなったら見た目や手術の跡も気になるだろう
と言う事でできれば年齢が小さい頃に手術した方がいいと夫婦で話し合いました。
小児病棟のある大きな病院でいざ入院&手術!
ママと二人で手術前日から入院しました。
手術は早朝から始まりました。
泣きまくる末っ子ちゃんを抱っこして、ママも手術室へ入り、全身麻酔が効くまでそばにいます。
手術は1〜2時間程度で終わりました。
無事に終わってホッとしましたー。
末っ子ちゃんの眉毛から取り出した石灰化した塊をお医者さんが見せてくれましたが、
石みたいな塊でした!
麻酔が抜けるまで3時間ほどかかるようで、その間高熱が出たり
眠ってくれていれば体を休められて良かったのですが、30分もしないうちにすぐに起きてしまい
苦しくて痛くてたまらないのかギャーギャーと、のたうち回る末っ子ちゃん
ママがずーっと抱っこして病棟内を歩き回ります
小児病棟の入院だったのでプレイルームが完備してあり、とっても助かりました!
専属の保育士さんも勤務されていて、「鯉のぼり集会」をして入院中の子供たちを楽しませてくれていました。
ギャーギャー泣きまくる末っ子ちゃんも「鯉のぼり集会」を横目で見ながら少しづつ落ち着きを取り戻してきました。
その後点滴や検査などあったため、3泊4日の入院となりました。
術後の創部も綺麗で、軟膏とガーゼ保護くらいでした。
一週間後に抜糸ですが、そのころには創部もしっかりくっついていました。
もうすぐ手術から一年たちますが、ほとんど跡も残っていません。
2歳半での手術、こんな小さい体でよく頑張ったなーと思います!
小さいうちに手術することで傷も小さく済んで良かったと思います。
しかし小さい子供の入院はとっても大変!
ママも覚悟が必要です。
3日間はほとんど寝れませんでした。
<入院中必要だったもの>
歯ブラシ、歯磨き粉、コップ、着替え、オムツ、スプーン、フォーク、タオル、バスタオル、シャンプー、リンス、石鹸、洗顔クリーム、クシ、ドライヤー、スリッパ、子供用のスリッパ、お茶、軽食(入院中は保護者の食事はないので自分で準備が必要)
小さい子供が入院する時、小児病棟でのプレイルームがいかに大切かを痛感しました。
つらい入院生活で少しでも気持ちが明るく楽になる場所があるってすごく救われます。
たくさんの絵本やおもちゃ、楽しい雰囲気があったからこそ
小さい子供達の心の支えになっているのだと思います。
末っ子ちゃんも朝6時から夜9時までずーっとプレイルームにいました(笑)
全てのおもちゃを遊びつくし、入院中のお姉ちゃんお兄ちゃんと一緒に遊びました。
長期入院の子供達もたくさんいて、みんな優しくて明るい子たちばかりでした。
子供達のために毎日頑張ってくれているスタッフの皆様に感謝です。
”子供達の未来が明るく、毎日小さな幸せが心に残りますように。”
最後まで読んでいただきありがとうございました。