子供の歯科矯正、やってみて思うこと。

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こんにちは、おりゅうママです。

 

子供の歯並び、気になる親もたくさんいると思います。

歯科矯正したほうがいいのか

歯科矯正するとしたら、いつ頃から始めたらいいのか

期間は、お値段はいくらぐらいするのか

 

歯並びは人によって様々で、歯科矯正のやり方もそれぞれだと思いますが

今回は私の子供が経験した歯科矯正についてご紹介しようと思います。

 

●子供の歯科矯正やったほうがいいのかなと思ったきっかけ

歯科矯正したほうがいいのかなと思い始めたのは、

小学校低学年の頃から、猫背が気になりだしたのがきっかけでした。

重たいランドセルを毎日背負って学校に行く娘。

気づけば机に座って勉強する姿勢がすごく悪くて、

顎が前に出て、猫背になり、机に腕を乗せて手で支えながら座る状態でした。

常に肩が上がり、首をすぼめている状態。

気づく度に「姿勢直して」と言うけれど、数分ですぐに猫背に戻ってしまう。

 

なかなか姿勢が治らないので、

「自分が意識しないと治らないよ」とつい怒ってしまう毎日。

このままだと若いのに、腰が曲がったおばあちゃんみたいになってしまう、

心配するあまりつい口調が荒くなってしまい

どうしようも無い本人も泣いてしまうこともありました。

 

姿勢が悪いせいで歯並びも悪くなってきているなーと感じるようになりました。

丁度乳歯の生え変わりの時期で、骨格も歪みやすく、

気づけば前歯が出っ歯になってきていました。

口が閉じにくくなり、いつも口を開けていたり、

食べ物を噛むのが遅くて、ずーっともぐもぐ噛んでいて食事の時間が遅かったり。

 

親が毎日必死になって猫背が改善するように首や足腰のストレッチをしたり、

背中を伸ばしたりしましたがなかなか改善されませんでした。。

 

そもそもの原因は骨盤の発達が未熟だから、だと思います。

 

初めての子供で子育てをどうすればいいかわからず、

赤ちゃんの時はいはいをあまりさせてこなかったのです。

 

泣いたらすぐ抱っこしたり、

赤ちゃん用の歩行器に座らせて足で歩行させることが多く

だから成長した今ではお尻がとっても小さいのです。

ある意味モデル体型でいいなーと言う人もいるかもしれませんが、

骨盤回りがしっかりしていないため

体幹や首、頭を支える力が弱く、つい猫背になっていくのだと思います。

 

しまったー、もっとはいはいさせておけばよかった

と思ってももう遅いですが、

みんながみんな、はいはいをあまりさせていない人は骨盤が弱い、

と言うわけではないと思いますし、個人差はあると思います。

兄弟間でも体つきはそれぞれ違うので、一概にそれが全てではないかもしれませんが

骨盤まわりを赤ちゃんの頃から鍛えておく、

はいはいをたくさんさせる、と言うことはとても重要だと

改めて思いました。

 

 

 

 

●歯医者さんに相談しに行って、言われたこと

いつも行っていた歯医者さんに、虫歯の治療をしに行ったとき、

歯科矯正について相談してみました。

すると「ご飯食べるとき足がブラブラして床についてないでしょ」

と歯医者さんから言われました。

確かに、食卓椅子に座っている姿勢を見ると、足が床についていない状態でした。

「足が床についていない状態で座っていると、

踏ん張れないから猫背になりやすい、

口を閉じないから噛む力も弱い、

まずは噛む練習をしてください」

と言われ、ビニールのホースチューブを短く切ったものを使い噛む練習をしました。

ストレッチをやりながら、噛む練習をやる。

しばらくやってみたのですが、これ以上悪くならないようにすることしかできませんでした。

 

歯科矯正専門にやっている歯医者さんへ行き、歯科矯正について相談しました。

「歯並びが悪くて猫背になるのは仕方のないことなんだよ。

だから怒らないでね」

と歯医者さんから言われました。

「猫背になることで、気道を確保しているんだよ。

猫背にならないと息がしにくくて苦しいんだよ。」

と図で説明しながら教えてくれました。

 

そうなんだ!とびっくり。

ただ怠けているのではなかったのだとわかり、

怒ってごめんねと子供に言いたくなりました。

 

歯科矯正は保険適応外だから、歯医者さんはオススメはしないけれど

やるかやらないかは自分たちで決めてください

と言うスタンスでした。

 

実際に歯科矯正をやった方の写真を見せてもらい、

やはり歯並びが良くなったことで、姿勢も治りやすいのだと言うこともわかりました。

 

なんのために歯科矯正をやるのかと言うことを子供と話し合いました。

今は乳歯が生え変わる時期で、

かかる金額は30万円くらいとのこと。

矯正をつける期間は個人差が大きいので、

いつまでとははっきり言えないと言われました。

 

ここまで時間とお金をかけてやる意味はあるのかな

と思ったりもするのですが、

 

歯科矯正をすることで、自分に自信が持てる

恥ずかしくなくなる

と行ったポジティブな子供の意見が出てきました。

 

 

 

●実際に歯科矯正をやってみて

実際にやってみて、まずは歯磨きの練習からでした。

矯正器具をつけると、器具の間に食べカスが残りやすく、

虫歯になりやすいと言うことで

虫歯になったら歯科矯正を中断しないといけない場合もあるとのことでした。

 

そして乳歯の一部を抜歯してきてほしいと言われ、

左下の奥から2番目の歯を抜歯しました。

 

そのあと下の歯に矯正器具をつけました。

器具をつけてすぐは痛みが出やすいと言うことで、

痛みを緩和させるワックスをもらいました。

しかし痛みも2、3日でなくなり、器具装着にも慣れてくるようです。

 

 

 

月に1回のペースで歯科受診していきました。

一回の歯科受診で約20分程度の施術です。

 

次に上の両方の奥歯に矯正器具をつけ、ゴムで引っ張ります。

このゴムを食事以外はずっと装着しておくことで、

歯を少しずつずらすと言う方法です。

 

やはり矯正器具をつけると、歯や器具に食べ物のカスがつまりやすく、

そのため小さいブラシで毎回歯ブラシを丁寧にやるようになりました。

 

1ヶ月程度経過すると、ゴムで引張ていた歯が少しづつずれていて

歯と歯の隙間ができるようになってきました。

 

これは年単位でのお仕事ですね。

一年経過すればだいぶ改善していると思われます。

 

その頃には姿勢もだいぶ変わっているかもしれません。

 

●子供が歯科矯正してよかったと思うか

実際に歯科矯正をして、もっと早めにやればよかったなと思いました。

早めにやった方が、治りも早いと思います。

しかし金額も高いので、本当に必要なのか、代替え手段はないか

と模索しながら検討していたので

乳歯が生え変わるギリギリの時期になりました。

結果として歯並びが良くなり、姿勢も良くなり、

何より本人の自信が高くなることで、

何事にも前向きに捉えることができるようになるのであれば、

やってよかったなと思います。

歯は一生物ですからね。