年齢別子供の怒り方の違い。怒り方を変えて、親のストレスを軽減しよう。

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こんにちは。おりゅうママです。

 

子供がワーワー泣く声って親もすごくストレスになりますよね。

コロナウイルスでステイホームが続く中で、

子供と一緒にいる時間が長くなると、

つい子供にイライラして大きな声で怒ってしまったり

悲しい事件に繋がることを避けるためにも

よく泣く小さい子供への基本的な対応方法を知っておくことも大事だと思います。

 

小さい子供を育てることは、大変なことです。

親の心の余裕と子供の成長への知識が必要です。

 

まずは3歳までの泣いた時の親の対応方法についてまとめてみました。

<0歳>

0歳は泣くものです。

泣くことがコミュニケーション。

お腹が空いた時も、お尻が濡れた時も

暑い時も寒い時も、痛い時もかゆい時も

おっきい音でびっくりした時も

眠い時も起きた時も泣きます。

泣くことで、自分の意思を伝え、ママへの200%の愛情を伝えているのです。

気持ちが良くなったら、泣き止みます。

お腹がいっぱいになったり、

抱っこされて気持ちよくなったり、

優しい声が聞こえたり。

ママは赤ちゃんが、気持ちよくなるように朝から晩まで

夜中も寝ないで頑張ります。

だから赤ちゃんが泣いたらすごく辛い。て思うこともある。

自分を責めたり、

泣き止まない赤ちゃんに怒ってみたり。

でも怒っても赤ちゃんには伝わらない。

泣くのは赤ちゃんのせいでもないし、ママのせいでもない。

赤ちゃんが泣くのが辛くなったら、

誰かに「助けて」と言おう。

パパやおじいちゃん、おばあちゃん、支援センターの先生や保育士の先生

周りにいる友達でも誰でもいい

預かってもらって、自分の好きなことをする時間を作ってもらおう。

ママの気持ちが楽になったら、

赤ちゃんの泣き声も「ママ大好きー」て泣いているように聞こえるから。

赤ちゃんを抱っこしていると、逆に「ママ大丈夫だよ」て赤ちゃんから抱きしめられているように感じるから。

ママの心が追い詰められないように、周りの人にたくさん頼ろう!

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0歳は泣くのが仕事

 

 

<1歳>

動き回って手が追えない。

猪突猛進になんでも口に入れたり、登ろうとしたり。

「こんなことして、ダメでしょ!」なんて怒っても何も伝わらない。

1歳は冒険家。なんでもやってみる。なんでも失敗して泣いてみる。

それでいいのだ。成長している証し。

とりあえず、安全確認だけして、

怪我しなければ、病気しなければいいことにしよう。

環境を整えて、汚れてもいい服、割れないお皿、

壊してもいい物、破ってもいい紙

環境を合わせてあげよう。

今が一番神経細胞も発達している時期。

感性が育っている証拠。

 

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1歳は冒険家。安全確認だけやればいい

 

 

<2歳>

子供の泣き声はここがピークです。

イヤイヤ期の子供の「いやだ」は挨拶。

「おはよう」→「いやだ」みたいなものです。

とにかく何から何まで「いや」なのです。

自我の芽生え、自分でやりたくてもうまくできなくていやだ

言葉で伝えたくてもうまく言えなくていやだ

赤ちゃんから脱出してお兄ちゃんお姉ちゃんになりたいけどなれなくていやだ。

自我との葛藤が始まり、成長している証しです。

でも受け止める側は大変です。

何をやってもイヤイヤと泣く子は

親が怒ったらますますエスカレートしてしまいます。

ワーワー泣いている時には何を言っても聞こえていません。

とりあえず、放置プレイして、思う存分泣かせてあげましょう。

いっぱい泣いて、体力使ったら、少し落ち着くはず。

そのタイミングで「これがやりたいけどできなかったんだ」など

気持ちを代弁してあげましょう。

気持ちを理解してもらえているとわかると、子供も泣き止みます。

 

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イヤイヤ期、ここがピーク

 

 

<3歳>

もう少しでイヤイヤ期も終わり、お兄ちゃんお姉ちゃんの仲間入りです。

まだ言葉で伝えることが不十分なので、癇癪を起こしやすいでしょう。

周りのお友達との関係も築けるようになってきた時期

複雑な思いもでてくるし、自分の意思もしっかりしてくる時期です

自分の思い通りにならなくて泣いている時には

ゆっくりお話しを聞いてあげましょう。

自分の思いを、泣いて伝えるのではなく言葉で伝える練習をするのです。

自分で表現できない時には親が代弁してあげて、

「こうしたかったけど、こうできなかったから泣いてるんだよ」など

自分の気持ちを言葉で説明できるようにサポートしてあげましょう。

親が怒る時も、「こうして欲しいから怒ってるんだよ」と

理由を説明してあげましょう。

「だめ!」「やらないで!」ではなく、理由を伝えることが大事です。

子供はなぜ怒られているかわかっていないことがほとんど。

怒られた、という感情しか伝わっていないので、また同じことを繰り返します。

3歳になると具体的な会話ができるようになるため、

気持ちを言葉で伝えることができることで、

感情のコントロールができやすくなるのではないでしょうか。

そして、怒る時のポイントとして、

①出来事を怒り、人格を否定しない。

ということは重要です。

「あなたのことは大好きだけど、こんなことされたら嫌だ」

というように、行為を怒るようにしましょう。

②昔のことを繰り返し怒らない

ということも大事です。目の前の出来事だけを怒り、

それが解決すればしっかり「あなたのこと大好き」とハグしてあげましょう。

 

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3歳には具体的な話を簡潔にする

 

どうでしょうか。

年齢別の怒り方で、子供の泣き声をうまくかわしていきましょう。

 

子供の泣き声をストレートに受け取らないようにするためには

日頃から親の心の管理や体調管理が重要だと思います。

 

親が体調が悪かったり、心に余裕がないと

子供に当たってしまったり、

子供との生活を楽しめなかったりしますよね。

 

コロナでの外出自粛生活の中で、

ぜひご自愛していただきたいです。