こどものどもり(吃音)はどうすれば治るのか

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こんにちは、おりゅうママです。

 

子どものどもり(吃音)はいつ頃治るのか、

どうすれば治るのか、

気になる方も多いのではないでしょうか。

 

どもり(吃音)とは、

言葉が円滑に話せない、スムーズに言葉が出てこないこと。

幼児期に好発し、多くは小学校に入るころには自然治癒していくそうです。

 

私の子供・男の子が2歳くらいの時にどもりが出現しました。

そのころの体験談をお話ししたいと思います。

 

2歳の男の子にどもり出現!その頃の私の子供への関わり方

「男の子は言葉の発達が女の子よりも遅い子が多い」

なんて周りからよく言われたりしますが、

うちの子供もやはりそうで、

お姉ちゃんたちに比べると、話始める時期も遅く、2歳になっても発話も少なく、語彙も少ない状態でした。

お姉ちゃんたちがマシンガントークのようにベラベラとママに話しかけて来るのに対し、

2歳の男の子も「自分も〇〇のことママに話したい」と言う思いが強い反面

スラスラと言葉が出てこないので、すぐにお姉ちゃんに話を奪われてしまい、

もどかしい思いをしているようでした。

その頃私も仕事と育児家事に追われ、

毎日「早くして、早くして!」と子供を追い立てて

分刻みのスケジュールをこなしていました。

今まで赤ちゃんの頃は手取り足取りやってあげればすぐに準備ができた男の子も

2歳になると自我が芽生え、自分のやりたいことしかやらなくなり、

ママの言うことにも大暴れして拒否するようになっていました。

 

女の子はなんでもお話しして気持ちを伝えてくれるのでわかりやすく、

小さい頃から大いなる母性を生かして、小さい子のお世話をしたり、

おしゃれをしたり、自分でできることが多かった気がします。。

そんなお姉ちゃんたちと比較して、

何も話をしない、何も自分でやろうとしない男の子の思っていることが理解できず、

いわゆるイヤイヤ期とも重なり、

私は毎日イライラして「なんでできないの!急いでるんだよ!」と

2歳の男の子に怒りをぶつけていたと思います。

 

そんな頃男の子にどもりが出現し始めました。

「ぼ・ぼ・ぼ・ぼ・・・・」

ふぅ〜。と息を吐いて止まる。

その繰り返しで、うまく言葉が出てこない状態でした。

「〇〇だった、よーーーーーー」

と最後の語尾を振り絞って吐き出すような話し方。

 

伝えたい思いがあるのに、うまく言葉にできずにドキドキする様子の彼。

全身に力が入っているようでした。

そんな時、ハッと自分のこの子に対する対応を思い返しました。

 

自分の忙しさにかまけて、

いつも急かしてばかりだったことを深く反省。

「この子のペースに合わせてあげる」

と言うことが発達には大事なんだ

と気づくことができ、その日からこの子に対する自分の対応を改めようと思いました。

 

●子供のペースに合わせて、ゆっくり話を聞いていたらどもりが治った。

2歳の男の子がどもるようになって、まず自分が改た行動は

「ゆっくり話を聞く」ようにすることです。

 

相変わらず言葉が出にくい彼が話出した時は、

急かさず、「うん、うん」とあいづちを打ちながら、

言葉が間違っても訂正をせず、ゆっくり話を聞くようにしました。

 

何か別のことをやっていても、忙しくても、

彼が話すときは、彼と視線を合わせて、他のことはしないようにしました。

 

言葉が出にくいときは、一緒に深呼吸をして、

また話したいときは話てもいいよと言うスタンスで対応しました。

 

おしゃべりなお姉ちゃんたちにも協力してもらい、

彼が話し始めたときは、ちゃんとお話しを聞くことにしました。

ゆっくり話す時間を確保してあげることで、

急いで話さなくてもいいよ、と言う環境にしたのです。

 

そんな対応を半年くらいやっていると

いつの間にか自然とどもりはなくなり、

言葉もスムーズに出てくるようになりました。

 

その後言葉の発達については、「さ行」が言いにくい

と言うことがありましたが、

それも時間が経つにつれて気にならなくなっていきました。

 

子供の言葉の発達は気になりますよね。

体験談参考にしていただければいいなと思います。

 

自分の育児の方法が間違っていたせいで、子供のどもりが治らないのでは、とか

発音が不明瞭で小学校に入学させるのが心配

と言う親御さんもたくさんいますよね。

 

心配なときは一人で抱え込まずに、専門の医療機関や相談所などに相談することをオススメします。

子供の言葉の発達は、ママのせいではないですからね。

器質的なものや、その子の個性なので、個人差は大きいと思います。

正しい知識を持って、周りのみんなが正しい対応ができるようになればいいなと思います。

 

言葉の発達障害があったとしても、それが悪いことではなく

一つの個性だとして、周りのみんなが受け入れてくれる環境作り

障害を障害としない生き方、それが大事なのではないでしょうか。

最後まで読んでくれてありがとうございます。