HSCな彼、髪を切りたくない。不安感を克服する方法

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こんにちは、おりゅうママです。

 

6歳の息子は少し敏感なHSCな子供です。

周りのことがすごく気になって、髪型もバッチリ決めないと外に出たくないのです。

そんな彼の髪の毛を切った時のお話。

 

 

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前髪きりすぎた

 

 

 

美容室に行って切るのが苦手な彼。

知らないおじさんからバリカンで髪を切られるのが、恐怖でたまらないのです。

 

なのでずっとお家でママが切っていたのですが、

やはり素人なのでカットはあまり上手ではなく、

それでも小さいうちはなんとかごまかしながらやっていたのです。

 

しかし6歳にもなると、カットの仕方に注文をつけるようになり、

「後ろの髪は切りたくない。坊主にしたくない。前髪だけ切って。」

と言うので、言われた通りに前髪だけカットしました。

 

んー、、微妙!!

 

「絶対後ろも切ったほうがいいよ」

と言うけれど

「これでいい」

と言うので、まあいっか、また明日切ろう

と思い、そのままに。

 

次の日、彼は幼稚園に行き、夕方お迎えに行くと

帽子を被って、下を向いて、シクシク泣いているのです!

 

「どうしたの?」

と声をかけるけれど、答えず。シクシク泣き続ける彼。

とりあえず、帰ろう、と言うけれど微動だにしない。

 

先生に話しを聞くと

「なんでですかねー。今日一日帽子かぶって取らなかったんですよ」

と言われました。

 

・・・なるほど。

髪型が気に入らなかったんだな。

 

とすぐにわかり、彼に

「髪が気に入らなかったの?」

と問うと、わーと泣き出したので、よしよしとなだめ、

抱っこして車まで連れていくことに。

お迎えから車まで連れていくまで30分もかかり、少し落ち着いて話しをしました。

「だって変だったから帽子かぶってたんだよ」

と言うので

「だから、昨日後ろも切ろうていったでしょ!帰ってから切ろうね。」

といって、その日の夜、後ろの髪も切って、やっと納得したようでした。

 

 

そんなことがあり、また数ヶ月経って髪が伸びてきたので、

美容室に行こう、と声かけするのですが、

「嫌だ、伸ばす。」

と言ってまたまた美容室に行こうとしないのです。

 

伸ばすって、このまま伸ばしたら髪結べるくらい長くなっちゃうじゃん!

 

「じゃあ、ママが切ろうか?」と言うと

「絶対嫌だ」

と拒否されてしまいました。

 

じゃあ、どうするんだ。

 

なんども美容室に行こうと説得するけれど、だめ。

 

んー、これはアメ作戦しかない。

と言うことで、かっこいい髪型の写真を見せたり、

髪切ったらもっとかっこよくなるよ、とおだてたり、

ママが付き添って美容室にいくことに。

 

直前までドキドキの彼。

一度、大丈夫だとわかれば、自分の心で大きな壁を作ることなく行動できるようになる

そのために、側に寄り添って安心できるようにサポートする。

 

これが子供の不安の壁の乗り越え方ですね。

 

一歩一歩、一つ一つの経験を一緒にしていくことで

「あ、大丈夫なんだ」と自分でわかるようになっていくのでしょうね。

 

美容室にいくことに慣れるまで、

繰り返しおだてて、

付き添っていきたいと思います。

 

最後まで読んでくれてありがとうございました。