HSCな息子、朝の登校が苦手

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こんにちは、おりゅうです。

 

朝から学校に行きたがらない息子。

髪の毛を切ってから、恥ずかしくて行けない

から始まり

髪が伸びた今でも

「行けない」

と言う。

理由を聞くと

「怖い、怖い」

と言う。

何が怖いのか・・・不安だと。

まだ小学校に入ったばかりでわからないことがたくさんある。

それが不安で怖いのだと。

 

ずっと家にいてもしょうがないから、

とりあえず親と一緒に学校へ行って、

教室のすぐそばの窓から廊下に入って、

嫌がり泣きじゃくる本人を抱きかかえて廊下に入り、

一緒に座って落ち着くのを待つ。

 

1校時が始まるまで落ち込んでて、

1校時が始まると

廊下に置いてある椅子に座ることができ、

2校時が始まることには友達と遊び出す。

そのタイミングで

「じゃあね」

と行って親は帰る。

 

この繰り返しで毎日毎日

朝から泣きじゃくる息子を抱えながら学校へ行く。

 

いい対処法なのかどうかわからないけれど

そっとしておいて、自分から学校に行きたくなったら登校すると言う手段もあるけれど

今の彼の段階は

いじめがあったわけでもなく、

学校というものに慣れる前の段階の不安なので

「親が一緒に付き添う」という方法で

安心するまでそばにいることに。

 

案の定、時間が経つと教室の雰囲気に馴染むことができ

教室の中にも入って友達と遊ぶこともできる

 

最初だけ、自分を教室の雰囲気になじませるまでが「怖い」のだ。

 

繊細な子供は、その場の雰囲気やその人の雰囲気を敏感に感じる。

そこに自分をなじませることも、多分感覚として感じているはず。

 

学校に行くまでに細かいイメージトレーニングを彼は行なっている。

「学校に車で行って、廊下のドアから入って、ママが3校時までいて

給食が終わったら迎えにきてくれて・・・」

そんな一つ一つをイメージしながら、

「できたら褒めてね」

と言う。

 

自分で自分の心をコントロールするために細かい設定を自分で行なっている。

しかしそこにたくさんの人が入ると、思ったようにいかなくて

一歩踏み出せなくなるらしい。

 

人がいるときには無表情になって無口になる彼。

しかし人がいなくなるといつものガキ大将のようにのびのびと話始める。

「誰もあなたのこと見てないよ」

と思うのだが、彼にとっては大問題で、

先生に話かけられてる目線を合わせずブスッとしている。

 

ジャックナイフの王子様。

見てたら面白いけど、本人は大変だろうな。

でも少しづつでも一歩ずつでも昨日を超えてくるからすごい成長!

教室で親がいなくても過ごせる時間が、毎日少しづつ伸びている。

 

HSCな子供は、普通の子とは違う感覚や、

見えない雰囲気や波動を

敏感に捉えてる。

 

小さいうちはそれを自分でコントロールできないから

子供を理解し、寄り添ってあげるのが親の役目なのかもしれない

だから親も覚悟を決めて

彼と向き合い、支えてあげる

大変な仕事だ。

でもこの素晴らしい個性が花開くまで

一つ一つコツコツとやっていくしかない。