子育てにイライラしてつい怒ってしまう方におすすめ本「感情的にならない子育て」

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こんにちは、おりゅうです。

 

子供が言うことを聞いてくれなくて

つい怒ってしまうことってありますよね。

 

怒ったり泣いたり癇癪の激しい子供には

ついイライラして怒ってしまったり

子育てすることを放棄したくなったり、

子育てが上手にできない自分を責めてしまったり。

 

そんな子育て中にいつもイライラして

つい怒ってしまうと

悩んでいる方におすすめの本が

「感情的にならない子育て」という本です。

 

 

 

 

 

 私も子供に

いつもいつも怒ってしまって

自己嫌悪におちいっていた時に

何度も何度も読みました。

 

この「感情的にならない子育て」の本を読んで、

どんなに自分が感情的に

子育てしていたか

冷静に自分の子育ての仕方について

考えることができるようになりました。

 

 

この「感情的にならない子育て」の本は

高祖常子さんという子育てアドバイザーの方が書かれています。

高祖さんは認定NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク理事で、

様々な子供の人権を守る活動をされている方です。

 

 

この本では

  1. 子育ては喜びと自己嫌悪の繰り返し
  2. 感情的にならないための対策(基本編)
  3. 「しつけ」って一体なんだろう?
  4. 感情的にならないための対策(応用編)
  5. ママとパパが幸せであることが子供の幸せにもつながる

 

という内容が書かれています。

 

子供はなぜ親を困らせるのか、

大人からの視点ではなく、

子供の視点で考えることで

子供の気持ちを理解することが紹介されています。

 

また怒ってしまう時の自分の気持ちを冷静に分析し、

なぜ怒ってしまうのかの真意を探ります。

 

怒られて育った子供のデメリットを詳しく解説されていて、

「しつけ」という名目で

感情的に怒ることが

いかに子供の成長に悪影響になるかを理解することができます。

 

私がこの本の中で一番心に残ったお話は、

「迷惑をかけない子」より

「人を頼れる子」に育てよう

という内容です。

 

例えば、消しゴムを忘れた時に、

貸してもらったら相手に迷惑がかかるからと

じっと黙って我慢しているより、

隣の子に「貸して」と言える方がいい。

忘れてしまって困った時に、

周囲の人に頼ったり、

手助けしてもらうのも生きる力だと思います。

 

そして自分が誰かに助けてもらったら、

また別の困っている人を

自分が助けてあげる

「恩送り」をすることで

いい循環を作っていくことが大事だと言われています。

 

この「恩送り」という言葉が

すごくいいなと思いました。

 

自分1人で抱え込まずに、

誰かに助けてもらいながら子育てする。

それは迷惑なことではなくて、

助けられた分、

感謝して

自分と同じように困っている人を

今度は自分が助ける。

 

そんないい循環が社会で築けたら、

子育て中の辛い時期も乗り越えられるのではないでしょうか。

 

現代は子育て世代の人たちが孤立しがちで、

子供の泣き声が迷惑だと

責められることが多い世の中ですが、

「恩返し」をして

助け合うことで、

みんなで子供が明るく元気に育っていくことを

応援できるようになればいいですね。

 

なんだか子育て中の辛い思いなどを

優しくほっこりさせてくれる本でした。

 

子育てのイライラで

つい怒ってしまうと悩んでいる方は

ぜひ読んでみてください。