小池一夫さんの著書「自分のせいだと思わない。」は人間関係に疲れている時に読みたい本。

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こんにちは、おりゅうです。

 

小池一夫さんの著書

「自分のせいだと思わない。〜小池一夫の人間関係に執着しない233の言葉」

という本は、

心が強くなるような名言がいっぱいで

人間関係に疲れて落ち込んでいる時に

読みたい本です。

 

 

 

 

小池一夫さんは、

2019年4月に永眠されました。

漫画「子連れ狼」の原作者として知られ、

近年はツイッターが人気で

フォロアーをはじめとしてたくさんの方に支持されていました。

 

当時73歳から始めたツイッターでは

優しく肯定し、それぞれの進むべき道に導いてくれる

人生の本質をつくメッセージを亡くなる直前まで

つぶやき続けられました。

 

この「自分のせいだと思わない。〜小池一夫の人間関係に執着しない233の言葉〜」

の本には

小池一夫さんのツイッターのつぶやきをもとにした

たくさんのメッセージが詰まっています。

 

小池一夫さんの優しく心温まるメッセージは

人間関係に疲れ切った

現代の私たちに大きく突き刺さります。

 

そんな小池一夫さんの233のメッセージの中から

私が心に残った言葉を一部抜粋してご紹介します。

 

「自分のせいだと思わない。〜小池一夫の人間関係に執着しない233の言葉〜」

は1ページ目からこんな言葉で始まります。

 

もう、その悩みは

あきらめなさい。

そして、別の希望を

持ちなさい。

 

 

大まかな内容は7項目に分かれています。

  1. 人にやさしく、強気で生きる〜自分のせいではないし、誰のせいでもない〜
  2. 縁の切り方、紡ぎ方〜「縁があったら、また会おう」ぐらいがちょうどいい〜
  3. 自信はお守り〜自分を支える「何か」を持つ〜
  4. 悪意から心を守る〜嫌なこと、嫌な人に集中しない〜
  5. 怒りを手放す〜感情を相手に支配されないように〜
  6. 言葉を大切に〜難しく言わなくても大丈夫〜
  7. 生きることは繋がること〜「離れる人」と「帰る場所」〜
  8. 最愛の人

 

 

私が心に残っている言葉

たくさんあるのですが

今回は10つご紹介しますね。

 

 

 

「自分のせいだと思わない。〜小池一夫の人間関係に執着しない233の言葉〜」の心に残る言葉

「知るべきこと」と「知らなくていいこと」

「雑音に気をとられないこと」は、

情報であふれかえっている今は大事なこと。

「知るべきこと」、

「知らなくていいこと」を

明確に決める。

そうでないと、自分の人生に集中できない。

集中できないと、

自分の噂話などが気になる。

雑音だらけの世の中で、

この基準を持っていないと、

自分が雑音の一部になってしまう。

 

 

自分のせいだと思わない

「誰のせいでもない」

人との係りで、

何か嫌なことがあった時、

自分のせいか、

他人のせいかの二択ではなく、

「誰のせいでもない」こともあると

新たな選択肢をつくって

上手にあきらめることも必要。

人生を生きやすくするコツ。

実際に、そういうことはたくさんある。

 

 

 

自分のことを残念に思わない

「自分にないものを求めない。

しかし、自分に与えられたものはしっかり磨け。」

自分に与えられなかったものをずっと気にしても、

どうにかなるわけじゃない。

どうにかなるのは、

自分に与えられたことだけ。

「自分のことを残念思う」癖を

つけてはいけないよ。

 

 

 

何者にもならない人生でもいいんだよ

ひきこもりが

社会問題となって久しいけれど、

いつも思うのは、

「今日は何をしてもいい日」を

子供に周りの環境が与えてあげられなかったことが

遠因になっていると思う。

ずっと「何者かになりなさい、頑張りなさい」なんて

大人だって嫌だ。

「何者にもならない人生でもいいんだよ」って

言ってあげたい。

 

 

 

「一部」を「全部」にしない

自分の嫌なところは、

たくさんある。

ダメなところも、

たくさんある。

でも、その嫌いなところ、

だめなところは、

僕の「一部」であって、

「全部」ではない。

たまに、自分のそういうマイナスの「部分」が、

自分の「全部」みたいに思っている人がいる。

そんな「一部」に、

他の良い部分が持っていかれてはだめだよ。

 

 

 

 

一回きりの人生を自分のために

「人生一回きり」ということを、

忘れていないですか?

「他の人にとってのいい人」や

「都合のいい人」を演じるために

一回きりの人生があるわけじゃない。

もっと、自由に生きていいんだよ。

自分のために。

 

 

褒める時は「あなた」だけでいい

人を褒める時に、

誰かをけなさないこと。

「あなたは素晴らしいですよ、○○に比べて」

「あなたは有能ですよ、○○よりも」など・・・。

○○は必要ない。

褒められたほうも

「いつか、自分が比較の対象として、

引き合いに出されるかも」と思ってしまう。

褒める時は、はっきりと、

「あなた」だけでいい。

 

 

「帰る場所がある」ということ

もし、あなたに何か困難なことが起きても、

「私のところにくればいいよ」

と言ってくれる人や場所があるということは、

生きていくうえでとても大事なこと。

そういう人や場所があるからこそ

さまざまなことにチャレンジできるし、

避難場所になるし、

実際に助けられる。

「帰る場所がある」ということは、

生きる救い。

 

 

 

 

あなたは大事に思われているか

相手が自分をどれだけ

大事に思ってくれているか、

判断するポイントは?

高価なレストランや、

愉快な集まりや、

どんなところに連れていってくれたかではなく、

その人が大事に思っている「人」を紹介されたかどうか。

立派なところに連れていってくれたかではなく、

「大事な人」を紹介されているかなんだよね。

 

 

学ばなければならない

「穏やかさを学ばなければならない」

「強くなることを学ばなければいけない」

「なんでもないことに傷つかないことを

学ばなければならない」

これらのことは、

生まれつきの資質だけではどうにもならず、

学ばなければいけないのです。

大人になればなるほど、

学ばなければ。

今日も学びの1日を。

 

 

 まとめ

「自分のせいだと思わない。〜小池一夫の人間関係に執着しない233の言葉〜」は

233もの心に残る言葉がたくさん綴られています。

 

 

私もこの本を読んで、

他の人を気にしすぎて

自分をなくさなくていいんだ

と思えるようになりました。

 

 

人間関係に縛られて

疲れている方にはぜひ読んでいただきたい本です。