出産体験談2人目「妊娠糖尿病で、里帰り出産で、母乳育児無理で、産後出血多量の話」

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こんにちはおりゅうです。

 

今回は2人目の出産時に

なんだかなんだ大変だった話を書きたいと思います。

 

<初めての出産時の体験はこちら> 

kosodateehon.hatenablog.com

 

 

 

 

 

出産体験談2人目「妊娠糖尿病で、里帰り出産で、母乳育児無理で、産後出血多量の話」

妊娠糖尿病について

2人目の妊娠中、私は妊娠糖尿病になりました。

 仕事と育児に追われれ忙しいことを言い訳に、

炭水化物中心の食事をしていたことが原因と思われます。

  

kosodateehon.hatenablog.com

 

 

妊娠糖尿病になったら、子どもも体重過多になったり

糖尿病になりやすいと言われるため、

妊娠中は徹底的に食事管理に気をつけました。

病院から血糖値測定器を借りて、

毎食後に測定。

分食を心がけて、

血糖値が急激に上がらないように気をつけました。

体重が増加しすぎないようにも気をつけましたが、

妊娠後期にはやはり体重は増えてしまい、

トータル8kgほどは増えてしまいました。

結果的に最後までインスリンを使わずに

食事療法でなんとかしのぐことができました。

出産した赤ちゃんは、

やはりぽちゃぽちゃしていて、

まんまるな赤ちゃんでしたよ。

 

 

 

 

里帰り出産について

2人目の出産となると実家の親を頼らなければ

上の子のお世話をする人がいなかったため、

里帰り出産をすることにしました。

 

2人目の出産時には、

興味があった母乳育児をやってみようと思い、

地元で母乳育児をやっている病院を探しました。

そして妊娠初期に

里帰り出産する時の病院を決めました。

 

 

しかし途中で妊娠糖尿病になってしまい、

総合病院など大きめの病院でないと

出産対応できないと断られてしまいました。

仕方なく、総合病院で母乳育児をしている病院があったので

そちらを受診することにしました。

 

飛行機に乗って里帰り出産しに行くのですが、

仕事が産休に入るのが、34週から。

飛行機に乗れる時期は特に規定はないのですが

36週以降に飛行機に乗るためには主治医の診断書が必要となるので

36週までに飛行機に乗ることにしました。

 

実家では1人目の子どものお世話を両親に手伝ってもらいながら、

定期的に病院に通いました。

 

そしてとうとう陣痛がやってきました。

 

出産と産後出血多量で母乳育児無理

陣痛は夜中にやってきました。

チクチクお腹が痛くなって、

「よし、病院へ行こう」

実家の両親と1人目の子どもを抱き起こして病院へ。

途中父と子どもを親戚のお家で待っておくように車から下ろして、

母と一緒に病院へ。

 

激しい痛みと眠気で意識がもうろうとする中、

朝方無事に元気な赤ちゃんが生まれた。

 

母と赤ちゃんと3人で幸せな時間を過ごした後、

看護師さんがきて

「立ってトイレ行けるかやってみましょう」

と言って私を立たせてくれる。

すると、ドバドバドバーと大量の血の塊流れ出てくる。

胎盤は出たはずなのだけれど、

胎盤がまた出てきたのかと思うくらいの量の

血の塊だった。

クラっとめまいがして、立つどころではない。

また寝かされて、

寝たままストレッチャーで病室へ行くことに。

病室のベッドでしばらく安静にしていると、

親戚たちが面会に来てくれた。

「無事に生まれてよかったね〜」

と言われて話をしようとベッドをギャッジアップしようとすると

ドバドバドバーーーー

と大量出血。

ベッドが血の海になった。

ヤバイ、クラクラする。

面会に来てくれた親戚が「顔色悪いね」と言って看護師さんを呼んでくれた。

血だらけのベッドを見て、

またストレッチャーで運ばれて処置室へ移動した。

お医者さんが来て、

子宮の中の血をスプーン見たいな棒で掻き出す。

その痛みがあまりに激しくて

「痛いーーー!!!あー〜〜ー!!!」

と悶絶してしまう。

正直出産より痛い、痛い、痛い!

子宮から血を掻き出した後、腹部エコーで見てみると

また出血が増えている。

「どこから出血してるのかな〜」

とのんきにお医者さんが言って、

また子宮の中の血を掻き出す。

「痛い、痛い、痛い!!」

何度も何度もくりかえされる。

何回やれば出血が止まるのか、

気が狂いそうになる状況で、

やっと出血量が少なくなって来た様子。

 

処置が終わって、目の前が真っ暗になりながら病室へ。

すぐに看護師さんが赤ちゃんを連れてくる。

「母乳育児は何度も赤ちゃんにおっぱいをふくませないといけないのよー」

と言って、フラフラな状態でもおっぱいをやるように指導される。

自分の体も動かせないのに、

ワーワーと泣く赤ちゃんをやっとのことで抱っこし、

出ないおっぱいをあげる。

何度やっても、赤ちゃんは泣き止まない。

だっておっぱい出てないもん。

1人目の時もはじめの数ヶ月はほとんど出なくて、

ミルクを足しながらやっていた。

けれど今回は母乳育児だから、

おっぱいが出なくても出るまで何度もやらなくてはならない。

はっきり言って、辛い。

自分の体も十分ではないのに、

赤ちゃんと同じ部屋でずっとお世話しなければならない。

辛い、辛い。

誰も教えてくれない。

 

そんな状況で過酷は数日が過ぎ、

看護師さんが声をかけてくる。

「おっぱいでてないね。赤ちゃんが黄疸になりそうだから、ミルク足そうね。」

だから言ったじゃないか。

おっぱい出てないって。

赤ちゃんの顔がどんどん黄色くなっていってるの

みんな知ってたのに、

早くミルクあげてあげればよかったのに。

ミルクをあげると

ゴクゴク飲む赤ちゃん。

お腹が空いてたんだね。

ごめんね。

 

「母乳育児はいい」とよく言われているから試してみたけれど、

人によるのだということがよくわかりました。

 

出産後は母体も十分ではないし、

母乳が出る量は個人差が大きいため、

産後すぐに母乳だけで育てるとこだわる必要はない。

病院の看護師さんは忙しくて

一人一人に目が行き届くわけではないし、

産後の入院している期間は

母体をゆっくり休める期間に集中する方がいいかもしれません。

 

退院後に分かったことですが、

私は産後の出血多量で、

輸血寸前だったそうです。

明らかに出産後の処置の甘さで

子宮の戻りが遅くなり出血過多になった模様。

里帰り出産するときは

病院の評判などもしっかりチェックすることをおすすめします😂