出産体験談「初めての出産!ラマーズ法で呼吸が合ってないと夫に笑われた話」

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こんにちは、おりゅうです。

私には子どもが4人います。

出産エピソードがそれぞれ面白いので

記事に書いておこうと思います。

 

「初めての出産!ラマーズ法で呼吸が合わないと笑われた話」

初めての出産はドキドキしますよね。

 

陣痛ってどんな感じなんだろう。

出産の痛みって、本当に鼻からスイカが出てくるくらい痛いのかな。

 

そんなことを思いながら、

夜勤の多い夫と2人暮らしをしていました。

身重の私は1人で夜な夜な読書をしたり、

大好きなDVDを見たりしながら

寝苦しい夜を過ごしていました。

 

妊婦さんは血流が多くなるせいか、

とにかく暑いのです!

 

そんなある早朝なんだかお腹がチクチクしてきました。

 

寝ていると、またチクチク。

 

定期的に痛みが来る。

 

もしかして陣痛かな?

 

ちょうど今日は定期検診の日だったし、

夜勤明けで夫が帰ってくる日だったので、

夫が帰ってきたら病院へ行こう。

 

もしかしたらそのまま入院になるかもしれないから、

入院の準備もしておこう。

 

入院したらお風呂も入れないから、

シャワー浴びとこう。

 

あと、入院したら大好きな北斗の拳のDVDが見れないから

好きなシーン見ておこう。

 

そんな余裕で、朝からお腹がチクチクする中

準備をして、

夫と共に病院へ。

 

病院へ行くために階段を降りている途中、

いきなりおりものがドバーっと出て、

 

あ、ヤバイ、破水したかも。。

パット敷いてたからよかった。

 

そんなこんなで病院に行き

内診してもらうと、

「もう破水しているね。すぐ入院です。」

と言われました。

 

あ。やっぱり破水だったんだ。

 

すぐに控え室に連れていかれ、

出産用の服に着替えることに。

 

何やら点滴をされて、

「まだ時間かかるからお昼ご飯食べておいてね。」

と昼食を出される。

 

食べていると、

なんだか

う、お腹の痛みが尋常じゃないくらい痛い。

 

定期的にくる激しい腹痛に昼食どころではない。

 

苦しんでいる私を横目に、

夫は病院にあった漫画を読んでいる。

 

まじ、ムカつく。

腰とかさすってくれたらいいのに。

 

と無言でイライラしていると

看護師さんが

「漫画読んでる暇ないよ!もう生まれるよ!」

と夫を叱咤する。

夫は

「え?もう?」

とタジタジし始める。

 

陣痛の合間をぬって、

ちょうど同じ予定日の友達とメールで実況中継を始めた。

”私そろそろ分娩室行くよ!”

”え!私昨日から陣痛だけど、まだまだだよ!先越された!”

なんてメールをしている余裕がまだあった。

 

「そろそろカンチョーしておこうか」

看護師さんに言われて、分娩前にカンチョーをした。

出産と一緒にう○ちが出てこないようにするらしい。

 

それからすぐに耐えられないくらいの陣痛が1分おきに痛み出した。

すぐに分娩台に上がる。

夫も隣で見守ってくれる。

「ゆっくり息を吐いて、ヒッヒっフーで力を入れるんだよ」

と看護師さんから言われるけれど、

痛みのあまり真似できない。

「ヒーーーー!!ヒーーーー!!」

と力を抜けず、

呼吸を合わせられないでいると、

横にいる夫が我慢できずに爆笑し始める!

 

「ま、間違ってるよ!ハハハ!笑」

夫に爆笑されて、

つい自分も笑ってしまう笑

 

わかってるよ、

わかってるけど

合わせられないんだよ!

「ヒーーーー!!ヒーーーーー!!フフーーー!!」

力みまくりで、ラマーズ法なんか全然できない私。

夫がずっと笑を我慢している。

 

そんな中

「もう出てくるよー、ちょっと切開しようね」

と言って先生が切開をするとすぐに

真っ白い赤ちゃんが生まれてきた。

 

赤ちゃんは真っ白で

血塗れで、

すぐに大きな声で

「おギャーーーーー!」

と泣き出した。

 

その途端、今までの痛みが吹き飛んだ!!

わぁぁぁ、なんて綺麗なんだろう!

真昼に生まれたので、太陽の光が窓に反射して

すごく明るい分娩室。

 

胎盤が出てしまうと、

 

しばらく、分娩室で親子水いらずの時間を過ごさせてもらう。

この時間がものすごく幸せで、

時間がゆっくり流れて、

光がキラキラ輝いている時間。

 

出産の時の痛みは半端ないけど、

天使のような赤ちゃんの顔を見ると

痛みも何処かに飛んでいってしまう見たい。

生まれてきてくれてありがとう。