学校がやっと再開。入学式では無表情。HSCな彼、持ち物を持って帰ってしまう。その理由は?

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こんにちは、おりゅうママです。

 

コロナによる学校休校が終わり、やっと入学できる新一年生。

なんだかスタートがバラバラで、気合が抜けたような気分で始まった新学期。

 

HSC気味な息子は初めての新一年生で、学校に対する期待と不安で

コロナ自粛中もなんだか不安定。

やっと小学校が始まる

という頃には気合が抜けて

「行きたくないー」

なんて言っていた。

どうなるものか、と思っていたが、

 

初めての小学校・入学式では朝から緊張しているようで、

朝ごはんも食べきれず、

嫌がりながらも式服に着替え、

家から出た途端、終始無言、無表情の彼。

 

知っているお友達が同じクラスになって、

「やあ」と話しかけられても、お友達を無視。

すごく敏感にアンテナ張ってるなー

心がドキドキしてるんだろうな

と理解しつつ、

これが彼の個性だ

と受け止める親心。

入学式が終わると、一目散に家に帰り、式服を抜いてゲームをし始める彼。

いつもの笑顔と大柄な態度がすぐ戻り、

「あー、緊張したー」

と話す。

 

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入学式

 

 

 

次の週から学校が始まり、ランドセルを背負って登校することに。

全く自分で準備する様子はないので、

仕方なく学校の準備は全てやってあげることに。

まずは、学校に慣れて、楽しいと思えることが先決だ。

教科書と粘土板と、体操服と・・・

完璧に準備してランドセルに入れてやる。

そして学校が終わり、帰ってくると、

ランドセルの中に粘土板が入ったままだったので、

「なんで学校に置いてこなかったの?先生が持ってきてて言ってたんだよ」

と彼に言うと、

「だって!どうすればいいかわらなかったんだもん!」

と言ってパニックになる彼。

「わからないなら、先生にどこにおけばいいですか?て聞けばいいじゃん」

というと

「嫌だーーーー!ママが持って行って!」

人任せな彼。

わからないことを、気軽に聞くことができないのだ。

先生に聞く、ということが、彼にとってとてつもなくハードルが高い様子。

まだ慣れていない先生に、まだ慣れていない学校のリズム、

人の多さや刺激の多さ、

そんな中で自分の問題を解決するということの難しさ

その対処方法が、

わからなかったから家に持ち帰ってくる

ということになったのだ。

 

「もう持っていかない!」

と主張する彼に対して、

「粘土板は学校で使うから、持ってきてて先生が言ってたんだよ。

先生にどこに置けばいいか聞けないなら、どうする?」

他の選択肢を一緒に考えることに。

どうすれば持っていけるか、

先生に聞くことができないなら、袋に粘土板を入れて、机の横にかけておく、とか

聞きやすいお友達に聞く、とか

いろんな対策を提案したけれど、

彼は全て却下してくる。

 

「持っていかない」の一点張り。

ワーワー騒ぐ彼に

「持っていかないという選択肢はないよ。」

と言って、しばらく自分で考えてもらうことに。

 

時間を置くと、彼も少し落ち着いて渋々ランドセルに入れたままの粘土板を

そのままにして次の日学校に行った様子。

 

毎日の日々は彼の挑戦。

少しづつ、少しづつ、

自分の力で殻を破れるようになって行けたらいいですね。

焦らず、急かさず、彼のペースで

本当に困ったときは助ける

転んでも見放さない

そんな存在になれたら、きっと子供も自立できるようになって行くのでしょうね。

最後まで見ていただいてありがとうございました。