子供がお友達に怪我をさせてしまった時の対応方法

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先日子供が近所のお友達に怪我をさせてしまいました。

 

ピンポーンとインターホンが鳴って、

近所のお友達と、そのお母さんがやってきました。

 

「お子さんが石を投げて、

うちの子の頭に当たって怪我をしたんです。

病院に行くまでではないけど、

お互い石は投げないようにしましょう。

ちょっと怒ってしまったので、

お子さんを泣かせてしまったのですが。」

と言うお話でした。

 

見ると近所のお友達は少し頭から血が出ていて、

うちの子供はワーワー号泣していました。

 

状況を見ていなかったので、

とりあえず

近所のお友達に怪我をさせてしまったことを謝りました。

 

その後うちの子供に

「石投げたの?」

と聞くけれど、

ワーワー号泣して話ができず。

 

とりあえず落ち着くのを待って

話ができる状況になるまで待つことに。

 

しばらくして

「どうして石投げたの?」

と聞くと、

「言いたくない!うるさい!」

と怒るばかり。

 

さあ、ここで問題です(笑)

こんな時、親はどのような対応を取ればいいでしょうか?

①「なんで石投げたの!」と怒る。

②近所のお友達には謝ったので、そのままにする。

③ゆっくり話を聞く。

 

 

私が選んだのは③です。

石を投げた場面を見ていないですし、

理由がなければ石を投げるような子ではないとわかっているし、

頭ごなしに「石を投げたあなたが悪い!」と

決めつけるのではなく、

まず本人なりの理由を聞くことにしました。

 

「どうして石を投げたの?

怒ってるんじゃないよ、

理由を聞いてるだけだよ。」

と聞くと、

しばらくして、

 

「だってお友達が投げてきたから」

と振り絞って話をしてくる子供。

 

「そうか。なんで石投げてきたのかな?」

「わからん。」

そうか。

話はそこまでしか深掘りできず。

 

動機はなんであれ、

「石を投げたら危ないから、

ケンカする時はお話するんだよ。」

と説明。

 

お友達が大怪我ではなかったのが幸いでしたが、

もし病院に行かないといけないほど

大きな怪我をしてしまった場合は

しっかり保障しないといけないですね。

 

子供同士のいざこざは

大きくなるまで時々あるでしょう。

 

そんな時は

その人を否定するのではなく、

行動を注意するように心がけています。

 

「石を投げた」と言う行為自体は悪いことだけれど、

石を投げるに至った本人の気持ちをしっかり受け止めることも

次に誤った行動をしないためにも

大事だと思うのです。

 

誰も好きで友達に石を投げようなんて人はいませんし、

それなりの理由があって、

どうしようもない状況になっていたのかもしれません。

 

消化しきれない気持ちを抱えたままでは

次にまた同じ行動をとってしまうでしょう。

 

気持ちを言葉で表現できるようになる

と言うことは大事なことです。

特に男の子は

言葉で表現することが苦手な子供が多いので、

つい激しい行動になりがちです。

 

衝動的な行動をしなくても

相手に自分の気持ちを伝えることができる

と言う経験を

積み重ねていくことが必要ですね。

 

まずは子供の話を聞くこと

が大事だと思います。