【性教育】小さい子供が「やめて!」と断ることができる大切さについて

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ある日のこと。

 

夫が、3歳の娘を可愛いから

ペロンっと頬を舐めようとした時

3歳の娘は

「やめて!」

と怒って夫を押しやりました。

 

夫は寂しそうでしたが、

私は、なんて素晴らしいんだ!

と思いました。

 

3歳の子供が自分の体を自分で守ることができている。

そして、それを大人も大切なことだと

教えてあげなくてはいけないと思いました。

 

 

昨今、子供への性被害が相次いでいる現状があります。

 

ヨーロッパの小学校では「身体的な特徴」から、

「関係性」、「ジェンダー」、「コミュニケーションについて」など

性教育の枠を超えて幅広い内容を教育しているそうです。

 

一方で、日本の性教育は小学校高学年に入る4年生の時期に

男女の体の成長について教えてもらう程度で、

日本の性教育は、

はっきり言って遅れているとしか言いようがありません。

 

ましてや、

小さい子供への性教育というものは

全く行われていないのが現状です。

 

しかし、最近は小さい子供もyoutube などの動画を見る機会が多くなり、

アダルトサイトや性行為などを見るリスクも多くなっています。

 

性の大切さについて知る前から

興味本位としてのアダルトサイトの視聴や

性被害に遭う可能性も十分あるのです。

 

平成30年の警察白書によると

13歳未満の子供が被害者となった犯罪件数は年間1000件を上回っていますが、

実数の1割程度しか発覚していないと言われています。

 

 

なので日頃から家庭内で

性の大切さについて子供に教育する必要がある

と思います。

 

日本ほど治安のいいデンマークフィンランドなどでは

未就学期に以下の3点について学ぶそうです。

  • プライベートゾーンについて
  • Noという意思表示をする
  • 子供が生まれる仕組みを話す

 

3歳までに

自分の体は自分のものだ

ということを教えることが大事です。

小さな子供であっても

1人の人格として扱うことが大事です。

 

 

私はこの3つを子供に教えています。

  • 親や親戚、知人であっても、不快な行為はやってはいけない
  • プライベートゾーン(水着で隠れる部分)は誰にも触らせない
  • 嫌な時は「やめて」と言う

 

 

子供が大人から受ける行為に対して「やめて!」と言えることが

とても大事です。

 

タレントのシェリーさんが言われていた言葉の要約です。

「大人は子供が『やめて!』と言った時にはすぐに行為をやめるべきです。

子供が『やめて』と言っても、大人が行為をやめてくれなかったら、

どうせ大人は『やめて』と言ってもやめてくれない、と思ってしまうから。」

 どんなにふざけていても

遊んでいても

「やめて」と子供が言う時には

大人はすぐに行為をやめることが大事です。

それが「やめて」の力が強くなる方法です。