なぜプラスチックを減らさないといけないのか「ナノプラスチックの存在」

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先日NHKで「プラスチック汚染の脅威」について放送されていました。

 

プラスチックは自然に帰化しないので

ゴミとしずーっと自然界に残ってしまう。

 

それが様々な生態系に影響を及ぼしているようです。

 

今まで

  • 発展途上国に先進国で消費されたプラスチックゴミが輸出ゴミとして捨てられている
  • プラスチックゴミを海中の生物が食べてしまう

が視覚的にも大きな問題として捉えたれてきました。

 

しかしそれらの問題は

「はるか遠い国の

誰かの問題であって、

自分には関係ない。」

 

そう捉える人がほとんどでしょう。

そのため、わざわざ便利な使い捨て生活をやめようとは思わない。

 

 

しかしプラスチック問題は

遠いどこかの問題ではなくなっているようです。

それは「ナノプラスチック」の存在です。

 

ナノプラスチックとは

ウイルスレベルまで小さくなったプラスチックのゴミです。

ナノプラスチックは

大気汚染として空中に漂っていて、

日本国内でも蔓延しているそうです。

 

目には見えないため、

気づかずに空気と一緒に体内に入り、

蓄積していくそうです。

 

このナノプラスチック大気汚染による人体への影響は

まだ研究中ですが、

すでに分かっていることは

「妊婦さんの胎盤に蓄積して、赤ちゃんの発育に影響する」

と言うことが分かっています。

 

中国のPM2.5の大気汚染のように

ナノプラスチックによる大気汚染が世界中で広まる危険性が示唆されているのです。

 

プラスチックを削減しようと

世界中で訴えているのはそのためです。

もうひとごとではないし、

大量消費時代のツケを

私たちが処理しなければならない時代になりました。

 

2030年までに生活スタイルを改善し、

地球の環境に優しいスタイルへ世界中のみんなで変えていこうと

SDGSで訴えています。

 

 

これからは国レベルの問題ではなく

地球レベルの問題として

みんなが住み良い地球にしていく時代なのだと思います。